お金のマインド

売り場ではなにが起きているのか?私たちのお金と感情

売り場ではなにが起きているのか?私たちのお金と感情

私たちは買い物をするときに、感情で決定して、理論で正当化すると言われています。つまり、感情が先にたち、理論は後付けなのです。ありとあらゆる理由を探し、たった今購入した行為が正しかったのだという理屈を自分の中で探し始めます。

そのため、疲れているときやストレスがたまっているとき、逆にうれしくて興奮しているときなど、感情が高ぶっているときには、大きな買い物をしてしまいがちです。

「そうは言っても、買い物は大好きだからやめられない」というひともいるでしょう。
そんなひとは、ショッピング売り場で起きている私たちの感情や人間心理を知ると、買う前に落ち着いて考えられるようになるかもしれません。

今日は、売り場で起きている私たちの感情のうごきについてお話しますね。

買い物で起きている私たちの心理

まず、想像してみてください。ショッピングに出かけたあなたは、お洋服売り場につきました。すると、その日はバーゲンセールを開催しているではありませんか。

ワクワクしながら、お洋服を探してみると、、、真っ赤なタグに「今だけ特別価格」と書かれたシャツを見つけました。よく見るとタグには、「9800円」の値段に線が引かれ、「4800円」となっているではありませんか!

「わー!やすい!すごい!」興奮したあなたは、とても良い気分になりワクワクしてきます。そして、他のシャツを見比べることもなく、割引されたシャツをルンルンしながら、レジにもっていく・・・こんな経験はありませんか?

あるいは、イタリアンのお店にご飯をたべにいったことを想像してみましょう。お店の入り口には、5000円のコース料理メニューが掲げられています。どのお店にしようかと悩んでいたところ、イタリアンのお店から店員さんが出てきて、こう言いました。

「普段は、10000円でやらせて頂いているんですよ。でも、今日はとても安くてよいお魚がはいったので、通常10000円のところ、5000円で提供させていただきます」

これを聞いたあなたは心のなかで思います。「えー!すごい、お買い得!」このとき、店員さんがなにも言わなければ、5000円のコース料理は案外高いなと思う可能性があったにも関わらず、店員さんのひとことによって、あなたの判断は「安い!」と切り替わっているのです。

広告に影響される私たちの心理

私たちの感情の動きは、広告でも起きていることです。

例えば、広告に「一番人気!プレミアムリネンシャツ」「よく売れている人気商品!オールインワン化粧品」などと書かれていた場合、ただの「プレミアムリネンシャツ」や「オールインワン化粧品」よりも、購入したくなりますよね。

こうして私たちは、はじめに見聞きした値段や情報を、買う時の判断基準にしているのです。こうした私たちの心の動きを心理学では、「アンカリング効果」と言います。

アンカリング効果とは、先に提示された情報が、その後のひとの判断に影響を与えることを言います。まるで「魔法の暗示」のようなものです。

この魔法の暗示は、私たちが思うよりも私たちの感情を強力に左右します。どんな情報であれ、私たちは先に提示された魔法にかかってしまう傾向があるのです。

良い人ほど買い物の魔法にかかりやすい?!

もうひとつおもしろい例をお話しますね。想像してみてください。

あなたは、夕食のときにレストランに行きました。そこに、「レストラン97」と言う名前のレストランがありました。このレストランに払ってもいいと思える金額はいくらですか?
答えましたか?

では、次の質問です。

あなたは、夕食のときにレストランに行きました。そこに、「レストラン19」と言う名前のレストランがありました。このレストランに払ってもいいと思える金額はいくらですか?
答えましたか?

さて、ふたつの答えを比べてみてください。レストラン97の方が高い値段を払うと思いませんでしたか?

そうなんです。この質問を調査した結果では、レストラン19よりもレストラン97のほうが払ってもいいと思う金額が大きくなる傾向があったのです。

あなたの場合はいかがでしたか?

ちなみに、この問題を私の子どもに出したところ、レストラン97では、97円と答え、レストラン19では、19円と答えました。例え、レストラン19で、極上ステーキを出してくれたとしても、値段は19円だそうです(笑)

もうおわかりですよね。この場合、97と19という数字が私たちの「魔法の暗示」になっているというわけです。

アンカリングの語源は、船の「いかり」から来ています。船の「いかり」のことを英語でアンカーというんです。このアンカー(いかり)をおろしている船は、つながれた範囲しか動けないことから、先に暗示にかかると人はその暗示を基準に物事を判断するようになることを例えています。

しかも、このアンカリング効果には、だまされやすいひとの特徴があります。どんなひとだと思いますか? 実は、良心的で感じのよいひとほどこのアンカリング効果にはまりやすいのです。

あ・・それ、私だ・・と、思う方がいるのではないでしょうか。

ある調査によると、良心的で感じのよいひとは、人を信頼する傾向が強く、そのために、日他人が提示する「魔法の暗示」にかかりやすいということです。

もしもあなたが良心的で感じのよい人であれば、あなたが疲れてストレスがたまっているときに、ショッピングにくと、魔法の暗示にかかって、高い買い物をしてしまう傾向があることを覚えておきましょう。

ものの価値は自分の判断で見極めよう

というわけで、今日は売り場で起きてる私たちのお金と感情についてお話しました。
私たちは、はじめに見聞きした値段や情報を、買う時の判断基準にしていること。アンカリング効果と呼ばれる、魔法の暗示です。

この魔法の暗示は、私たちが思うよりも私たちの感情を強力に左右していること。どんな情報であれ、私たちは先に提示された魔法にかかってしまう傾向があるということです。

こうして考えてみると、あるひとつの重要な事実が浮かび上がってきます。

それは・・・・私たちのお金をもっていくのは、他人ではなく、自分だということですね。自分の感情が、私たちの大切なお金を無意識のうちに連れていってしまう傾向があるわけです。

ものの価値は、自分の判断で見極められるようになりましょう。

魔法の暗示にかかりそうになったときには、自分に問いかけてみてください。

「もしも値札がなかったとしたら、私はこの商品にいくらのお金を払うだろうか?」と、自分に問いかけてみてください。

バーゲンセールでお気に入りのお洋服を見つけたら、値札を見ることなく、いくらかな?と予想をしてみてください。

あなたが払いたいと思う金額にいつも集中していれば、あなたは魔法の暗示に惑わされることはありません。

魔法の暗示にまどわされることのなくなったあなたは、自分がこころから欲しいと思うのに対して、自分が喜ぶ金額のお金をはらっていくことができるでしょう。

喜びで払ったお金は、喜びの価値をもたらします。喜びの価値を受け取ったあなたは、以前にも増して前向きで楽しく、ワクワクした毎日をおくるようになるでしょう。

外側からの魔法の暗示にかかるのではなく、自分の内側の魔法を大切にしていきましょう。

 

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