お家を整える

断捨離の壁!「捨てられない」を克服する5つのコツ

今年もやってきました大掃除の季節。

さぁ、勢いよく片づけよう!と思っても、いざはじめてみると思うように物を捨てられない・・・なんてことはありませんか?

でも実はこの「捨てられない」という考えはとても危険です。なぜなら、この考えこそが、私たちを不幸にしている可能性があるからです。モノが多いことはいっけん幸せなことのように思えますが、実はモノが多いほうが、暮らしの満足度は低くなるということが調査研究によりあきらかとなっています。

アメリカの心理学者バリー・シュワルツ氏によると、
あまりにも多い選択肢は、人間の満足度を低下させ、ときに人を不幸にすることもあるといいます。選ぶものが多いと迷いや後悔が生まれ、人は満足した選択をできなくなる
というのです。これは、選択のパラドックスと言われています。

モノが多い部屋を想像してみてください。

古い雑誌や通販カタログ、封も開けていない雑貨や小物、写真の入っていない写真たて、ほこりをかぶったろうそくなど、つかっていないものたちが、テレビ台やテーブルの下、棚のなかなどにあふれていませんか?

こんなに沢山のモノがあると、何を捨てて何を捨てないでよいのかがわからなくなりますよね。

モノが多いと、捨てることにも大きなエネルギーを使うため、いやになってしまいます。

それに、これは捨てようかな、いやとっておこうかな・・・と、悩んでいるうちに、あーやっぱりとっておけばよかった!という後悔も生まれてしまいます。

結果、頭の中が混乱して、選ぶこと、捨てることをあきらめてしまうこともあるのです。

ですが、安心してください。


私たちの選ぶちから、捨てる力はトレーニングによって向上します。それはまるで筋力のように、日々きたえることで向上していくのです。

今日は、そのコツをを5つに分けてご紹介しますね。

 

⒈ 捨てる場所を1か所選ぶ

まずはじめに、今日の「捨てる場所」を1箇所選びます。全てを一度に変えようとは思わないでください。

1箇所だけ選ぶというのがポイントです。

キッチンも洗面所もリビングもクローゼットもキレイにしたい・・・その気持ちはわかります。ですが、たとえそう思っていたとしても、まずは捨てたい場所を一箇所だけ選びましょう。

そして、捨てる場所を選ぶときには、「達成感を感じられるかどうか」を考えてみてください。

ここを片づければ、生活がずいぶん変わってくるというところを考えてみましょう。

この場所を見るとなんだかいつもイライラする、この場所でいつも探し回っている、この場所はいつも汚くて不快に感じている・・・そういった場所を選ぶとよいです。洗面所のシンク、下駄箱のなか、キッチンのカウンター、デスク上など、ここを片づければ、達成感が得られるというところを選びましょう。

 

⒉ 捨てる基準をもつ

次に、自分なりの捨てる基準をもちます。選択肢が多いと人は選ぶことが難しくなるということをお話しましたが、捨てる基準をもつことで、選択を簡単にするのです。

たとえば、「1年間まったくつかっていないモノ」「古いモノ」「壊れたモノ」といった具合です。

こうした基準があると、ひとは選択することが楽になります。そして、迷うことなく、捨てることができるようになるわけです。

 

⒊ タイマーを10分間にセットする

そして、タイマーをセットします。タイマーは捨てる力を鍛えるとても強い味方です。タイマーを10分間にセットして、集中して捨てていきましょう。

私たちは一度に多くのことをやろうすると、気後れしてなかなかできないものです。今日1日じゅう、片付けなきゃいけない・・と思うと、考えるだけでも嫌になってしまいます。

でも、10分間であれば、終わりが想像できるために、簡単にはじめることができます。片づけが面倒なときでも、10分間であれば意外と簡単にできるものです。

また、タイマーをかけるとともに、お気に入りの音楽をかけることもおすすめです。リズム感のある元気な曲をかけると、その曲のリズムにのって、捨てることができるようになります。そしてなにより捨てる時間が楽しくなり、気分も盛り上がることでしょう。

 

⒋ 捨てる数の目標をもつ

タイマーをセットしたら、捨てる数の目標を決めます。 おすすめは10分間で30個です。 1分間でおおよそ3個のモノを捨てる計算になります。

こうして30個という目標があると、途中で休んだり諦めたりすることが少なくなります。 片付けている途中に電話が鳴ったり来客があったとしても、数の目標を持つことによって、完了させたいという意欲が湧くのです。

さぁ、捨てる場所を選び、捨てる基準をもち、タイマーを10分間にセットしたら、30個の捨てる目標をもって、いよいよ捨てるトレーニングのスタートです。

左手にゴミ袋、右手にエネルギーをためて、勢いよく捨てるトレーニングをはじめましょう。

捨てるときのポイントは、自分の基準にあわせて、リズムよく捨てていくことです。たとえば「1年間つかっていないモノ」という基準で捨てていくのであれば、1年間つかっていないものは、ポンポンとリズムよく捨てていきます。

捨てるのに迷ったら、保留して置いておきましょう。迷ったものまで捨ててしまうと、あとで、ゴミ箱をひっくりかえして、そのモノをとりだすことになります。まずは確実にいらない!と思うものから、捨てていきましょう。

 

⒌ 必ず5分間休憩する

ピピピピピピーーーーー。タイマーが10分間の終わり告げたら、手をとめて休みます。もっと片づけたいと思っても、手をとめてやすみます。

実は、この休むことにも意味があります。それは、10分間の捨てた達成感を味わうためです。

休憩は5分間とりましょう。もちろん10分間でその日はおわりにしてもOKです。捨てるトレーニングを続ける場合には、10分に1回、5分間の休憩をとりましょう。ストレッチをしたり運動をしたり脳に酸素を送りましょう。

そして10分間に捨てた場所のスッキリとした様子を見て、捨てた達成感を味わいましょう。休憩は、達成感をえるための大切な儀式というわけです。

 

今日は、断捨離の壁!捨てられないを克服する5つのコツについてお話ししました。

 

1.捨てる場所を一箇所選ぶ
2.捨てる基準をもつ
3.タイマーを10分間にセットする
4.捨てる数の目標をもつ
5.休憩して達成感を味わう

 

私たちは、家の中に選択肢が多ければ多いほど満足感を感じることがむずかしくなります。散らかった家の中では、何が大切で何が大切ではないのかということも分からなくなってしまうのです。

モノの数を減らしましょう。モノを減らして、選択肢を減らしましょう。 選択肢が減れば、悩みや混乱も減っていきます。目の前のモノが減ることで、頭のなかの混乱も減っていくのです。

スッキリとした頭がもてると、これまでの古い慣習を捨て去り、新たなことをやる意欲もわいてきます。捨てるという行為は、混乱を捨てて秩序をとりもどす行為でもあるわけです。


さぁ、今日はどの場所を捨てますか?

タイマーをセットして、早速はじめてみてください。

 

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