お金も時間もない原因はなにか?
こんにちは。マネーコンサルタントの市居愛です。
あなたのキッチンではこんなことありませんか?
朝食がひと段落して、「すべての食器を洗い終えた!」と思っても、子どもや夫が次から次へと出すコップの数々。牛乳を飲みたいといってはコップを出す長男、お茶を飲みたいといっては湯のみを出す夫、コーヒーを飲みたいといっては、マグカップを出す長女。このようなことは、お宅でもよくある日常の1コマです。
そしてシンクに目をやると、感謝されることなく使われた食器たちが、汚れたまま重ねられている──。
そんな光景に、「はーっ」と、ため息・・・。主婦は常に片付けに追われ、その結果キッチンに長くいることになってしまうんですね。
お金も時間もない現状は、こうした家事をする時間が多いことも原因のひとつです。
そこで私が提案しているのは「ひとりにつき、ひとつの食器」をもつことです。
今日はなぜ、「ひとりにつき、ひとつの食器」をもつことが、お金も時間も増やすことになるのかを説明していきますね。
食器を断捨離!ひとりにつきひとつの食器をもつ
まずは一度、あなたの家にある食器棚を、じっくり見渡してみてください。
本当に必要な食器は全体の何割くらいありますか?
実は、全体の2割程度しかないなんていう場合が多いんです。
まずは不要な食器が多いことを目で見て確認し、そこから「つかう食器」だけにしぼる作業にとりかかってください。
私が提案しているのは「ひとりにつき、ひとつの食器」をもつことです。
お椀、お茶碗、お皿、小皿、どんぶり、マグカップ、お箸、スプーン、フォークをひとりにつき、ひとつずつ持つのです。
本当に気に入っている食器をひとつ選び、残りはすべて手放します。
これで家族が食事をするのに、最低限の食器のみが選ばれ、実にスッキリした状態になります。
「ひとりにつき、ひとつの食器」には、次のようなメリットがあります。
食器の断捨離メリット1:不要な食器を買わなくなる
まず、ひとつ目のメリットは、不要な食器を買わなくなるということです。
ひとりにつきひとつの「原則」があると、新しい食器を買ったら、ひとつを捨てなければなりません。
そのため、買うときには、「なにを捨てるかを考えて買う」必要があります。
また、今の食器と取り替えてでも欲しいかどうかという選択も、しなければなりません。
そのため、感情がおもむくままに衝動買いをするということがなくなります。
お金を貯める人になるなら、感情ではなく思考を優先させることです。
食器類はバーゲンで売られていることもありますが、「安いから欲しい」「かわいいから買いたい」というのは、自分の感情で買い物をしているんですね。
思考を優先させる買い物は、「たしかに安いけど、必要かしら?」と立ち止まって考え、本当に必要かどうかを検討する時間があります。
一晩寝て考えることをオススメします。すると、「昨日欲しいと思ったけど、食器棚を見てみたら必要ないとわかったし、いらないわ」という場合もよくあるんです。
その結果、不要な食器を買わなくなって、その分のお金が貯まることになるわけです。
食器の断捨離メリット2:食器を断捨離すると、外食が減る
2つ目のメリットは、食器を断捨離すると外食が減るということです。
キッチンは、お家のなかでも私たちが長くいる場所です。
長くいる場所に、食器やキッチン用具などの物が溢れていると、集中力がなくなり、お料理をすることが面倒になってしまうんです。
これまでにもお話ししてきましたが、 お家に物が多いと私たちの脳は決断疲れを起こします。
私たちの脳は、毎日使えるパワーの総量が決まっています。私たちは日常生活で、あらゆる選択や決断をしなければなりません。どんな時も脳は働いてくれますが、働きにも限度があるんですね。
キッチンに物が多いと、選択すべきものが増えてしまい、脳が決断疲れを起こして判断力が鈍くなってしまうんです。
そのため、お料理をすることが面倒になって、外食に頼ってしまうというわけです。
ひとりにつきひとつの原則をもつことで、食器棚やキッチンの引き出しはスッキリと片付いて、お料理を作る意欲もわいてくるはずです。
食器棚をはじめとし、キッチンを断捨離することで、お金も健康も貯まる暮らしを目指せます。
食器の断捨離メリット3:食べる分量が安定し、食料を買い過ぎなくなる
3つ目のメリットは、食べる分量が安定し、食料を買いすぎなくなるということです。
食べる量を自然と減らす方法として、小さめのお皿を少なく持つという方法があります。
小さめのお皿を少なく持つと、大きなお皿をいくつも持っていた時と比べて、食べる量を無理なく減らすことができるという方法です。
これは、体のダイエットだけではなく、食料を買い過ぎなくなるというメリットもあります。
私たちは普段、食料を買いすぎては、腐らせてしまったり、料理を余らせてしまったりすることがあります。
ある調査によると、私たちが毎月余らせている食料品は、月5000円にもなるそうです。年間にすると6万円。とても大きな無駄遣いですよね。
小さな食器を少なく持つことで食べる量が安定し、食料の無駄遣いもなくなります。
食料を残すことがなくなり、食べきるという習慣ができます。結果として、食費が減ることも多いです。
以上が、「ひとりにつき、ひとつの食器」をもつ3つのメリットでした。
その他にも、食器の数が限られていれば、家族がつぎつぎにコップを出し、シンクが山になって大変な状態もなくなります。
夫や子どもが、自分で使ったコップを洗うようになって、ママの家事時間を短縮できる、といったメリットもあります。
「ひとりにつき、ひとつの食器」の習慣は、お金も時間も生まれやすくなるといえるのです。
食器の断捨離まとめ
というわけで、今日は「食器を断捨離するとお金が貯まる3つのメリット」についてお話ししました。
- 不要な食器を買わなくなる
- 食器棚がスッキリすると外食が減る
- 食べる分量が安定して、外食が少なくなる
キッチンは、お金だけでなく私たちの健康状態にも影響してくる場所です。
お料理のしやすい環境を整え、外食を減らすことができれば、お金も貯まります。
食器棚を整えて、キッチンをスッキリと断捨離してみてください。
毎日の決断疲れをなくすことができ、脳もスッキリすると思います。
「ひとりにつき、ひとつの食器」の原則を実施することで、お家全体の片付けが勢いよく進んだという方も、たくさんいらっしゃいます。ぜひ取り組んでみてくださいね。
お金もお家も整えたい!という方は、家計整理アドバイザーであり、整理収納のスペシャリストでもある勝谷 ゆみさん(大阪)と作下裕美さん(長崎)にご相談ください。
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