お金の使い方

やりくり上手は暮らし上手。お金のやりくりを上手にするコツとは?

夏休みはお財布のなかがすっからかん

夏休みはお金が散らかりやすいですよね。私の場合、「今月は諏訪湖の花火大会を見に行こう!」と思い、普段よりも4万円多いお金をお財布にいれました。でも、旅行から帰ってきたら、お財布のなかはすっからかん。

なぜかって、夕飯のバーベキューに高級ソーセージを1400円で買ってみたり、子どもにせがまれて蓼科湖の白鳥ボートに1800円で乗ってみたり、花火を見るために大量のお菓子やビールを5000円も買いこんだりと、予定外の出費がたくさんあったから。こんなときは、すっからかんのお財布をのぞきこんで、「はて、どうしよう」と頭を抱えます。

白鳥ボート

*やりくり上手を悩ませる白鳥ボート

散らかったお金はまた整えればいい

でも、答えは簡単。散らかったらまた整えればいい。お財布がすっからかんになったところで、救世主の3つ折り1万円札に手を伸ばす。それでも足りないのならば、通帳に手を伸ばす。伸ばした手を引っ込めながら「よし、残りの1週間は1万円でやりくりしよう」と次の目標を定めることです。

大切なことは、「よし、また整えよう」と思うこと。給料日までの日数を数え、お財布に入れたお金だけでやりくりすることを決めることです。当然、残りの週末は、お出かけや外食も控えなくてはいけないし、家族のおねだりとも粘り強く戦う必要がでてきます。でもそれは当然の報い。お金をつかった後には、お金をつかわない必要もあるということです。

お金のやりくり上手は、我慢しないで自制する

時々、こうした「やりくり」を「我慢」だと捉えて嫌うひとがいます。「買いたいモノを買えないなんて我慢できない」「働いているのに我慢したくない」と。

けれど、「やりくり」は「自制」であって、「我慢」ではないと思うんです。「自制」と「我慢」は違う。「我慢」は、「これがほしい。どうしても買いたい」と思いながらも、「でもお金がないから買えない、ストレス溜まってイライラするわ」と自分に辛抱を強いること。一方、「自制」は、「これがほしい、どうしても買いたい」と思いながらも、「今あるお金と相談しよう」と自分を調整していくこと。

「やりくり」は、自分を整えていく自制の行為なんですよね。自分にあった調整の結果、暮らしに秩序もうまれてくる。だから、やりくり上手さんは暮らし上手さんだと思うわけです。

お金のやりくり上手になるコツとは?

では、やりくり上手になるコツは?と言えば、「予算を決めてそのとおりに行動していくこと」です。「残りの1週間は1万円で生活する」と自分で自分に宣言し、その通りに暮らしていくことです。

「そんなのわかっているわ――い!!それができないから困っているのよ――」というひとは、手帳のスケジュール欄に、予定と「金額」をセットで書くことをおすすめします。(『お金を整える』の第4章「手帳を整える」のところでもご紹介しています)

お金をおろす日

*手帳を整える。予定と金額をセットで書く

例えば、月曜日にスーパーに行く時には3千円のお買い物、水曜日に友だちと会うときには500円のお茶代、といった具合に、予定と金額をセットで書きこみます。金額を書き込むことで、今週いくらの出費があるかが一目りょう然になります。こうなると、新たな予定が舞い込みそうになったときに、この週は出費が多いから辞めておこうと自制がきくようになるのです

「残りの1週間は1万円で生活する」という大きな目標は、月曜日3千円、水曜日500円といった小さな目標にしていくことで、大きな目標を守りやすくなります。目標を細分化していくことで、小さな目標をクリアする達成感を味わうことができ、モチベーションが続くからです

「やりくり」して「なりたい自分」になっていく

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*手帳を整えながら飲みたい珈琲

こうして「やりくり」していくことで、散らかったお金は、再び整いはじめます。気持ちもあちらこちらに行っていた状態から、スン!と一列に整列していくような感じ。「よし、またここからはじめよう」という感覚が気持ちよく、自制心を取り戻した自分をほめてあげたくなります。

「やりくり」って、こうして失敗と成功を繰り返しては、少しずつ身につけていくものだと思うんです。「今月がんばれたわ――」「チ――ン。残すところ1週間でギブだわ・・・」「よし、もう一度見直そう!」と、思考錯誤を繰り返しながらも、自分を整えていくこと。

生まれながらに自分のことを自在にコントロールできるひとなんていないし、意識していなければ成長することもない。でも、意識すれば成長できるものだし、「やりくり」は自分のことを自在にコントロールできる術ともなる。

他人任せや先延ばしにしていたことを自分で「やりくり」すると、「私にもできる」という自信が生まれてきます。自分がつくる目標を自分でクリアすることに慣れていけば、結果、なりたい自分も近づいてくる。

  • お金は散らかったらまた整えればいい
  • お金のやりくり上手は我慢しないで自制する
  • お金のやりくり上手は、手帳に予定と金額をセットで書く
  • お金のやりくりをして「なりたい自分」になっていく

「そうそう。きっとこれが大事-」なんて考えながら、かくいう私も財布と手帳とにらめっこの日々です。夏休みは整わないよな~なんて言っていると、すぐに食欲の秋が来て、温泉に行きたくなって、気づいたらクリスマスに年末がやってきて、お年玉な――いってなるわけですからね。予想がついてるもんですよね。

8月も残りあと1週間。よし、また今日から整えよう。

 

前の投稿を読む「お金を増やすお金の使い方とは?3つのルールがお金をつくる」

*「手帳を整える」方法は、市居愛著『お金を整える』を読んでね。

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コメント

  1. ともみん より:

    お金、散らかってます(^^;
    もう一度リセットですね(^^;

    1. お金を整える より:

      ともみんさん、ですね!気持ちもお金もリセットです。

  2. なるなる より:

    はじめまして!
    お金を整える、読みました。わかりやすく、すぐ実践したくなりました。
    早速、財布を綺麗にしました!
    恥ずかしながら、私には借金(クレカのキャッシング、銀行カードローン)があるのですが、完済したいと思うものの、具体的にどうしていいかわかりません…。
    市居さんの本がとてもわかりやすく感動したので、是非市居さんに、相談したいと思ったのですが、個人の相談はされていないのでしょうか?

    1. 市居愛 より:

      なるなるさん メッセージありがとうございます。早速、お財布をきれいにしてくださったのですね!この調子で一緒に整えていきましょうね。個人相談も受け付けていますので、別途メールにてご連絡させていただきますね。明日にはご連絡させていただきますね。

      1. なるなる より:

        市居さん、お返事ありがとうございます!
        メールアドレスですが、昨日のものだと届かないといけないので、もう1つ載せておきます!
        メールお待ちしております。

  3. 蜜林檎 より:

    ご本、とても面白かったです。
    こんまりさんのご本を拝読したときのような、目からうろこのもの、知っていることが整理されたよろこび、こういう風にしていけば大丈夫なんだという大きな指針が非常にシンプルに書かれていて、わかりやすく受け入れやすかったです。
    証書を持ち歩かない、クレジットカードを一枚にする(のは難しかったので五枚から二枚に)、使う通帳は四冊から二冊に(どうしてもゆうちょのATM料金がかからないのが魅力で)、オンラインショップの利用も一件にする、など完全に守れていませんが、実行していくととてもクリアになっていって楽しいです。買い物リストもできるか不安ですがやってみます。

    1. okanetotonoeru より:

      林檎さん こんにちは。市居愛です。メッセージ頂きありがとうございます!近頃、次の本の準備のため、こちらの更新が怠っておりました。でも、林檎さんのメッセージで大きな元気を頂きました!ありがとうございます♪ひとつひとつ実践してくださっているのですね。私も以前は、沢山のものを持っていた方なので、林檎さんのお気持ちがよくわかります。整えていくととても気持ちよくなっていきますよね。是非、この調子でがんばってください!

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