お年玉の相場っていくら?
はやいもので、今年もあと2日。年越しの準備をしている方も多いかと思います。
準備のひとつとして忘れちゃいけないのが、お年玉。
子どもたちにとってはお楽しみのイベントですよね。
でも、お年玉の金額って迷いますよね?
「小学生は3000円、中学生は5000円」といった相場もありますが、
同じ小学生でも、7歳と9歳の子は同じ値段でいいのか・・といった疑問もあります。
いつもとは違ったお年玉の渡し方
そこでオススメしたいのが、
「500円玉×年齢」の金額をお年玉にすること。
例えば、7歳の子であれば、「500円玉×7枚=3500円」、
9歳の子であれば「500円玉×9枚=4500円」といった具合に渡すのです。
これなら、「去年はいくら渡したかな?」とか「兄弟にそれぞれいくら渡すべきなのか?」と悩むこともありません。
しかも、子どもたちは500円玉が大好き。
妖怪ウォッチやゲームのメダルのようで、なんだかワクワクするんでしょうね。
お年玉袋ではなく、海苔やお菓子などの缶に入れて渡せば、チャリンチャリンと鳴る音を楽しむこともできます。
「この缶いっぱいになるまで500円玉を貯めてごらん」と、楽しい「500円玉貯金」を提案するのもいいですよね。
お年玉を渡すときの500円玉クイズ
さて、そんなお年玉500円。ただ渡すだけではつまらないという方は、500円玉クイズをしてみてはいかがでしょうか?
実際に、小学3年生の女の子に500円玉クイズを出してみました。
【問題】 500円玉に「0」の数字はいくつ書かれているかな?
3年生「へ?いくつ書いてあるか?」
私「そうだよ。裏表、よ――――く見てね」
3年生「なに?ひっかけ?2個じゃないの?」
私「角度を変えて、よ―――く見てね。」
3年生「え――?わからない・・・」
私「この角度はどう?」
(500円玉を女の子の鼻先あたりに水平に持ちあげて見せる)
3年生「!!!!わわ!!なんか見える!!」
私「0のなかになにか見えるかな?」
3年生「500円って見える――――――――!!!」
私「では、もう一度。0は何個あるかな?」
3年生「6個―!!!!」
私「大正解--――!!!」
500円玉クイズの正解
このクイズ、500円玉好きなひとならご存知かと思います。
実は、「500」の数字の「0」のなかには、「500円」の文字が描かれているんです。見る角度によって500円という文字が見え隠れするようにできています。これは、潜像加工と呼ばれる日本の技術で、偽造されることを防ぐために施されているものです。
これを子どもに教えると、とっても感動してもらえます。大人はなんでも知っているんだぞぉと、ちょっぴり鼻高々です。
今すぐ500円玉をゲットする方法
でも、お年玉で渡せるほど、500円玉を持っていないよ――という方もいますよね。
そんな場合は、今すぐ銀行へダッシュです。
500円玉は銀行の両替機でゲットすることができます。
注意点は3つ。
- 両替をする銀行のキャッシュカードを持っている必要があること
- 平日の9時から15時までの銀行の営業時間内に行うこと
- 両替は1日1回まで。銀行によっては無料の両替は50 枚以下であること
*三菱東京UFJ、三井住友、みずほの三大銀行は500枚まで無料です。
年内の営業日は、12月30日がラストのところがほとんどです。
ですから、「500円玉×年齢」お年玉大作戦を決行したい方は、今すぐ銀行へダッシュしてください!
というわけで、来年のお年玉はちょっと変わった方法を試してみてはいかがでしょうか?お年玉は、子どもたちがお金について知る良い機会でもあります。
ちょっとした工夫やクイズをすることで、子どもたちにお金の楽しさを伝えていきたいですね。
≪ちなみに-≫
私は小さい頃、トイレでのお年玉チェックを恒例としていました。
親戚や家族からお年玉をもらうと、そそくさとトイレへGO。
トイレのなかで、ひとりコソコソとお年玉の中身をチェックするんです。
「いくら入っているんだ?」「全部でいくらになるんだ?」
「欲しかった編み物おもちゃは買えるのか―――――――?!」
と、ワクワクしながらお年玉を開けるんです。楽しかったなぁ~。
小学2年生のときに、この「トイレでお年玉チェック」のことを作文に書いたら、担任の柴山先生から、「すごい!!!面白い!!!」と、ものスゴイ勢いで褒められまして。
みんなの前で褒められまくり、うれし恥ずかしい微妙な気分を味わったことを覚えています。柴山先生に褒められたことは今でも思い出の宝物です。
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