しっかりと家計簿もつけよう!
毎日の食費だって節約するぞ!
3ヶ月後・・・・。
頭ではわかっていてもお金を貯められない
私たち人間は、不合理な行動をする生き物です。頭ではやらなくちゃ!ってわかっていても、実際には正しい判断をすることができません。貯金も同じです。老後のために貯金をしなくちゃ!と思っていても、実際には友達とのホテル女子会にながされてお金を貯めることはできません。
お金を貯められない理由①:私たちは「今」に流されやすい。
というのも、私たちは「今」の快楽に流されやすい生き物です。目先のことはある程度想像ができても、未来のことはよくわからないというのが正直なところ。
来月のホテル女子会をあきらめたからといって、未来の老後ににすばらしいことが待っている!なんて想像することができません。むしろ、ホテル女子会をあきらめた場合、旧友の誘いを断ってしまった罪悪感や、やっぱりいけばよかったという後悔の痛みのほうがつよくなります。
だったら、貯金は来月からはじめればいい。こうして私たちは、先延ばしをはじめます。結果、お金を貯めることはできません。万が一の病気や老後の生活費のために貯めることもとても難しい。私たちは「未来」のことよりも「今」を優先することが多いというわけです。
お金を貯められない理由②:私たちは「人」に流されやすい
そして、私たちは「人」に流されやすい生き物です。
例えば、ママ友とコストコに行って、普段なら買うことのないベーグルを「みんなが買っているから」という理由で、大量買いしちゃうこと。
例えば、今日の夕飯は節約もやし料理で済まそうと思いながら、ヨークマートで特売のステーキに群がるひとたちを見て、うちもステーキにしちゃおうと簡単にメニュー変更しちゃうこと。
例えば、ママ友ランチで本当は800円のランチでいいやと思いながらも、みんなが1500円のランチを注文するもんだから、「あ、じゃあ、私も同じもので」とかいっちゃうこと。
こうして、私たちは自分の意志を裏切って、まわりのひとに合わせて行動することが多いです。
こうした私たちの傾向は、行動経済学用語で「同調行動」と呼ばれます。
お金と同調行動に関することに興味のある方には、下記の本がオススメです。
お金を貯められない理由③:私たちは「楽」に流されやすい
さらに、私たちは良くも悪くもお金に対して楽観的です。お金に関しては「まぁなんとかなるでしょう」と思うことが多い。
ひとによっては、「貯金は、いずれ収入も増えるだろうし、そのときでいいや」と思います。ですが、実際には収入があがれば出費も増えます。ちょっといい外食が増えるし、ちょっといいお洋服を買うようになる。だから、結局将来のために貯金をする日は永遠にやってきません。
また、「貯金は、住宅ローンを返済し終えたらでいいわ」と思う人もいます。でも、住宅ローンを返済し終えたとおもうと、介護や医療など別の出費がふりかかってくることはよくあることです。
こうした楽観的な考えにより、貯金の機会は失われていきます。
お金を貯められない人はお金を整理する仕組みが大事
耳の痛いお話をしちゃいましたが、意気込みだけでは、貯金は難しいということです。
だからこそ、大切なことは、お金の通り道を整理して仕組みをつくること。
例えば、手帳でお金を整理する方法は、下記の方法などもありますし。
お財布を整えることも大事です。
自分の意志は弱いんだ・・ということを理解した上で、意志に頼らない仕組みづくりをしていくことが大切です。
・・・とこの記事を書いておきながら・・・たった今、
スターバックスで、前の人がダークモカチップフラペチーノのグランデサイズとアメリカンワッフル頼んでいるのを見て、ラテだけ頼もうと思っていたのに、思わずアメリカンワッフルも頼んじゃいましたからね。「あぁ流されたい!」って思いを止められませんでしたからね。人間だもの・・・と自分にやさしくしてあげるしかないです。
というわけで、今日はお金が貯められない理由のお話でした~♪
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